朝が早い・飯がうまい

最近ははやおきな生活が続いているのだけれど、それに合わせるかのように朝がどんどん早くやってくるようになっている。春らしくなってきているというわけだ。暖かい日が多くて、そんな日はやはりうきうきする。でも京みたいな寒い日もあるわけで、微妙なこころもち。桜の花見の季節って実は結構寒かったりするわけで、結構寒い日の夜に花見、というか騒いでる人達ってけっこう根性あるんだな、なんて思う。
引越してから未だにナイスな定食屋を東小金井で見つけれてないせいで、最近の夜ごはんはなつかしの荻窪近辺で食べることがしばしば。いまさらながら荻窪っていろいろあっていいなーと思う。大きなチェーンじゃない手作り定食屋はうまい店が多い。ベタに家庭の味に惚れているのだ。
そういえば仕事帰りにまたまたなつかしの西荻窪から電車に乗ろうとしたら、牛角食堂が駅の目の前にでっかく出来ていた。牛角食堂は一回行ったことあるけど結構うまかった。みんなで焼き肉食いにいくのりじゃないときに焼き肉したくなったら、牛角食堂はチェーンといえども好きだったりする。今度行こうと思っている。というか西荻窪って飯食うところが想像以上にたくさんある、しょぼそうに見えて素敵な街だ。

部屋の片付け

80%終了。今日はどとうのフットワークでキッチンをすっきりさせた。あとは押入れを整理して、CDとLPをどうにかするのみ...なんだけど、やたらと重い段ボールに入った大量のCDが…すっきりした置き方するためには何か収納を買わなければいけないのだけどそうするとまた部屋のスペースが狭まるという難関が...。段ボールに入ったままじゃ意味がないけど、そもそも家にあるCDドライブは壊れてるのばっかだし、コンポも限界を超えたから捨てたし。まともにCDを聴けなくなって買えなくなってもうそろそろ一1年くらい。

小金井市探険

小金井市は何もないように見えて実はいろいろあります、と言えるようになるべく街を探索するもなかなか収穫があがらない。この街のことがまだまだわからない、いつまで経ってもわからないかもしれない、ってくらいにどこに行けばいいのかがわからない。とりあえずお気に入りの喫茶店と飯屋を見つけねば。なかなか手ごわそうな予感。

YAMAHA BOBBY

年明けに原付を譲り受けたものの1ヶ月以上放置していたのだが、最近やっと登録してナンバーもらって自賠責に入って手続きを済ませて、乗り始めた(といってもここ2,3日くらい)。YAMAHAのボビーという相当昔の原付で、街中ではあまり見ないようなふるい原付だ。田舎のほうの家の倉庫とか農機具小屋から埃まみれで発見されそうなオーラを持っている。乗り物関係にはぜんぜん詳しくもないし、クラシックバイクが欲しかったわけでもなく、偶然手に入れたこの原付はなかなかくせもので、そこがまたいいと認めなきゃ乗ってられない。全てが謎から始まった原付入門編はしばらく続きそうだ。初めて乗ったときは当然エンストしまくった。練習して半クラにも慣れたというのに、今日エンジンがかからなくなるという困難に直面した。解決策はリサーチ済みなので、愛着のある風貌のボビー君をはやく治してやりたいと思っている。

プチ進化論

昨日ニュースを見ていたら、今年の青森市は記録的な大雪が続いていると報道されていた。意外だった。じぶんがこの間見たような状況が普通だと思っていたのだ。まあでも僕がいたのは青森でも南方で、県の北のほうが断然すごいと聞いてはいたが。行ったのが最北端の方じゃなくてよかったのかな。
なにげに青森には夏は2週間、冬は5日間滞在している、って実は自分の実家よりも居る時間が長い...。それはおいとこう。
寒いところに何日か泊まりで行って東京に帰ってくると、暑い!と思ってしまうのだが、それはプチ進化を遂げたことになるのだろうか。ほんとはただ寒さに鈍感になってるだけだったりして。でも夜行バスから東京の地に降りたったとき、なぜか自分がとても強く思えるのが面白い。逆に青森についた時は自分がとってもちっぽけな存在に思えたのである。だから、雪に覆われてこのまま見えなくなってしまいませんように、と心の中で祈った。周りをみればどこもかしこも白白白、これは決して無視できない存在なんだな、ここに住んでる人たちにとっては体の一部分みたいなものなのだろう。防寒ばっちりのかっこうで、あきらかに雪が普段の自分の生活とは無縁過ぎるが故に特別視する僕はまるで場違いな人みたいだった。

青森はきたぐに

本州最北の青森県に5日間ほど撮影で滞在した。後半はどたばたしてて昼間は全然ゆっくり出来なかったものの、昨年の夏に引き続き、またもや七戸を中心とした青森を味わうことが出来た。普段雪の降らない土地に住んでいるので、むこうでの生活はものすごく大変そうだと思った。車がないと移動するのも一大事だ。当然のように雪が降っては積もり、毎朝のように除雪車が稼動する。国道沿いにあったパチンコ屋のやたらとでかい駐車場の脇には除雪した雪が5.6mくらいの山を作ってたり、農家の小屋が雪の重みで崩れ落ちたりしている光景をみた。雪の多い山沿いの農家のほうでは除雪車かブルドーザーを一家に一台当然のようにもってるそうだ。たしかに重機率は相当高かった。
現地出身の監督の話をきいて笑ったのは、この季節の天気予報はだいたい曇り時々雪で降雪確率は30〜40%とかそれぐらいというどうとでも取れるような天気で、毎日それに近い天気がホントに続くということ。雪が降って風が吹いて吹雪いてるかと思ったら次の瞬間には太陽が顔を出し、天気が良くなったかと思ったらまたすぐに空が真っ白になってでかい雪が落ちてくる。朝になると屋根のないところはだいたい雪の粉がきれいにまぶされてるというわけだ。
木に積もった雪は重みでばさっと落ちてくるのだが、それが美しい。落ちる雪は風で舞い、ふわっとしているのがたまらない。晴れてるときは特にそれがきれいだ。
開けた田園は雪原に姿を変えていて、その向こうの森のあたりで雪が舞ってるのをみてきれいだな〜なんていってると、雪を飛ばした風はだんだんこっちにやってくる、もちろん飛ばした雪も連れて。雪原の表層の雪も一緒に巻き上げて、見ている僕らがいる場所にその風が届くと、凍りかけた粉がぱちぱちと顔にあたってものすごく冷たくて痛いのだが、地面からくる雪が吹雪くことを地吹雪と言うらしい。あれは辛い、晴れてるときはちょっときらきらしててまだ許したくなるけど、雪が降ってるときに地吹雪がくると周りが何も見えなくなる。撮影中にその瞬間に出くわせてひそかに感激してしまった、寒かったけど。-----------青森日記 続く。
ロケハンでカメ位置探ってるとこを2枚