プチ進化論

昨日ニュースを見ていたら、今年の青森市は記録的な大雪が続いていると報道されていた。意外だった。じぶんがこの間見たような状況が普通だと思っていたのだ。まあでも僕がいたのは青森でも南方で、県の北のほうが断然すごいと聞いてはいたが。行ったのが最北端の方じゃなくてよかったのかな。
なにげに青森には夏は2週間、冬は5日間滞在している、って実は自分の実家よりも居る時間が長い...。それはおいとこう。
寒いところに何日か泊まりで行って東京に帰ってくると、暑い!と思ってしまうのだが、それはプチ進化を遂げたことになるのだろうか。ほんとはただ寒さに鈍感になってるだけだったりして。でも夜行バスから東京の地に降りたったとき、なぜか自分がとても強く思えるのが面白い。逆に青森についた時は自分がとってもちっぽけな存在に思えたのである。だから、雪に覆われてこのまま見えなくなってしまいませんように、と心の中で祈った。周りをみればどこもかしこも白白白、これは決して無視できない存在なんだな、ここに住んでる人たちにとっては体の一部分みたいなものなのだろう。防寒ばっちりのかっこうで、あきらかに雪が普段の自分の生活とは無縁過ぎるが故に特別視する僕はまるで場違いな人みたいだった。