何ヶ月か前に実家に帰ったときに、昔のレンジファインダー式のコンパクトカメラを発見。水銀電池入れっぱで電池室がぼろぼろになっていたので、修理に出して夏くらいからちょこちょこ使っているのだけど、どうもレンジファインダーは慣れない。ファインダーをのぞいたときにカメラの中に見える枠がフィルムに焼き付けられる範囲なんだろうけど、ちょっと斜めった状態で見るとなのかなんなのかよくわからないが、その枠が微妙で撮り辛い。痛い失敗をしてしまった…。カメラはOLYMPUS 35ECという、PENシリーズの廉価版のコンパクトカメラ。露出はオートで、ピントは調整できるけどファインダー上には像のボケ具合が出ないから、目分量に近い。フィルムの装填方向の都合上、フィルムのナンバーが上下逆さまになったりもしている。逆さまだと気分的に見にくい、けど写真に影響はないからいいや。ノリは軽いかもしれないけど写真を撮ることに変わりはない。このカメラは小ささという気軽さに騙されるとヤラレル、逆に身軽さを味方にしなければ。