山新宿荒木をオペラシティに見に行ってきた。岡本喜八の映画がそうだったように、大道もアラーキーも、とにかく写真に生きた人間のリアルな姿が映っている。あのエネルギーを写真にまで持ってくるのはものすごいことだと思う。そんなごたくは通用しないくらいいい写真ばっかりだった。ちなみにアラーキーは今までしっかり写真を観てきてなかったのだが、魅力全開だった。
そういえば今日は霧雨みたいのがずっと降ってたせいか、オペラシティの高層のほうが霧で見えなくなってた。消えてゆくのだ、ビルが。パッと見はもうどこに頂上があるのかわからないくらいに。あのまま下まで霧が降りてきてビル毎消えたら忍者みたい。