使われなくなった工場に入る機会にめぐまれて、びっくりすることがたくさんあった。仕事でいったからぜんぜんゆっくりみれないわけで不満はたくさんあるけど、中に入れたことだけでも幸せ。
巨大な工場っていうものは、外観もごちゃごちゃしててすごいけど、中に入るともっとごちゃごちゃしてて、ほとんど迷路のよう。何年も稼動してないだけあって、アルミはぐにゃぐにゃ、鉄はぼろぼろの赤褐色の超危険構造体となっている。ヘルメットは絶対に外すなといわれた意味がよくわかる。特に錆びた鉄は信頼できない。いつ崩れ落ちるかわからないし、触るとがりがりしてて錆がぼろぼろとはがれて落ちてゆくし、そんなところを何気なく歩いてしまっている自分に危険信号。コンクリートは崩れてきそうなのが心配ではあるけど、ああいうところにあるモノではいちばんしっかりしってたと思われる。まだかんぜんな廃墟じゃないからかな。よく見てると建物の端っこのほうの外壁はひび割れてたし、、、。
そんなアルミと鉄の金属金属した場所で珍しいものを見つけた。建物の屋上付近に置き去りにされてた土嚢?みたいなずた袋が破れて、中の土から草が生えていたのだ。周りにあるモノ全てがぼろぼろだったせいか、なぜかほっとしてしまった。こっそり撮った写真をいくつか。土嚢の緑の写真はわかりにくくて残念だけど。最後のは発射寸前のロケットみたいに見える。