冠水

都心の川はくさい、いろんな毒素が溜まっているようだ。九段下の高速の下の辺りは最悪だった。かわじゃなくてもそんな状況を生み出す街に住んでる時点でもうだめか、空はいつもガスってるし。澄み切った空に浮かぶ夕日が東京で見れたら奇跡なんじゃないか。今自分が住んでる近所を流れる川は、夏場に雨が降らない日が続くと流れが止まって藻かヘドロかよくわからないどろどろがところどころに静止したまま何日もそこにある。それすらもう見慣れたことが恐ろしい。新種の植物とか生物とかたくさん発見できそうな雰囲気。
風呂の排水溝の流れが悪くなってすっぽんでぐちゃぐちゃやってたら黒いどろどろがたくさん出てきてやっぱりくさかった。排水溝はきれいになったけど、あのどろどろがまた別のところに流れていってどこかの下水を更に汚くしてるんだろう。
最近電車の中吊りでよく見るあの喫煙者への警告広告風にいうと『排水溝のゴミを洗い流した、というか隠しただけ』ってことか。
下水のシステムはよく知らないけど、ホントいつかあれが飽和して溢れ出してきてめちゃくちゃになるんじゃないかと思うとこわい。というか大雨が降ると大きい都市はそんな感じだ、そういえば。
札幌に下水道科学館があるらしい、行ってみたくなった。

写真はこの間の大雨で冠水した日比谷あたり、においそう。