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夕方になると空が赤くなる。日没後は段々青くなっていって、そのうち空の青が黒に変わってゆく。いい時間だ。最近は晴れた日なんかはできるだけこの時間に休憩して、赤から青へと変化する空を少しの間だけでも眺めている。余裕がない生活の中でも、こんなときは落ち着く。夕焼けもいいもんだけど、その後にやってくる濃いブルーの世界も好きだ。
夜になってからたまたま真っ暗な場所を歩いていたら、あたりが暗いせいかいつもよりも夜の空が目立って見えた。まだらになった雲が頭上を埋め尽くしていた。秋の夜長になんとかかんとか、とか感慨に浸るのも楽しそうだ。けど夕方のときのようにゆっくりしようとしたら、バスと電車の時間が気になってまた今度に見送り。やっぱ余裕がない生活してるんだと思う。
寒くなる前に外を満喫しておこう。